数年前に改造工事したお宅ですが、土間と散水関係をしたあとの植栽工事とその後のメンテには行ったことがなくておひさしぶりです。
上海育ちの奥様には自作の押し花付きの爪楊枝立てや柑橘(品種忘れた)の皮の砂糖菓子をいただきました。
基本的に手入れのお仕事なのですが半分くらいの時間はバラをさわってました。
事前のボスの話では、倒れて困るので、3株に、丸太3本で囲うように立てて保持するような支柱をしたらどーか、とゆーことでしたが、現地で現物を見ていじった結果、てきとーに判断してそれなりの支柱をすることにします。
その一角には、5株ほどのバラが地植えされていますが、小さな突っ張りからだんだん大きなツッパリへ、あちこちくくりつけながら拡大していった経過が見て取れます。先っぽをはさむくらいの剪定で来てるのでもうこれ以上はこの支柱では枝の重みに耐えきれません。
取りあえず順繰りに、緑のビニルコートの園芸用支柱や竹、水道パイプ、3本立ちの既製品の支柱、鉄筋、ビニタイ、針金、シュロナワ、などをほどきます。
手前には、ブッシュタイプのものと、ミニチュアっぽいもの、そして黄モッコウという順で並んでいます。
真ん中の小さいのは、支柱の要る情勢には思えませんので軽く剪定するだけにしときます。
ブッシュローズも自立できるはずですが、過剰に支柱されて、枝を整理しないまま上に上がってきてるので、もとの支柱をほどくと確かに株元が少しぐらぐらしてます。
枝数を整理して、ほんとは枝もとまで切り戻したいけど今咲いている高い枝は、取りあえず花の付いているステムだけのこしておいて花後か冬にでも切り戻すとゆーことにいたします。
これで取りあえず風で揺れることはあっても元からこけることはまあなさそうな情勢になったので、これも支柱なし。
黄モッコウはちいさな行灯だった形跡です。
とぐろを巻いてる中からまともな枝スジを3つほどのこしてばっさりして、1本支柱にアルミ線をコイル状にして主幹を保持とゆーことで、これ以上大きくできる場所でもないので大丈夫だと思われます。
この3本のうしろがわ、モミジの下の2株も枝整理のみ。
西洋あじさいアナベルのうしろのナニワイバラは株元からシュート、頂部でもとぐろ巻きつつシュートシュートでいまにもこけそうなので、支柱をばらす前にほどきながら強剪定。アナベルより低いところで茂ってもあまりいみがないので、その上で勝負していただきたいところです。これは当初の予定通りの丸太グイによる支柱。たぶんスタンダードのような感じに維持するしかないと思います。
なんとなくあちこちでひろった知識だけしかないバラ経験値の低い植木屋さんのしわざですが、それほどまちがったことはしてないとは思うのですが、どんなものでしょう^^;
最近のコメント