逆瀬川あたり
2月20日の記事で、昔六甲山の東側のへんで流行ったらしくて、ミカゲの川石で出来た塀とかをよく見かけると書きました。
今日は逆瀬川のあたりで剪定でしたが、ちかくにあるこの塀とかがそうです。
「よく」とはいってもそんなに数あるわけじゃないですが、この辺では古い土留めはだいたい川石ですし、トマソン状態で残っている塀などもあったりして、以前多用されていた気配が感じられます。
逆瀬川の護岸は延々とこの石積みが連なります。
石はたぶん近場で調達されたのだと思います。
土木建築の材料を近場調達することによって生まれる景観とゆーのが、昔のこの辺には、もっとはっきりあったのかもしれません。
英国コッツウォルズ地方の畑の仕切りの石積みとか、そーゆー性質のものだと思うのですが、とゆーわけで、イギリスから石とか砂利とか持ってくるとゆーのもなんだかなぁ、とゆー気が若干いたしますのです。
ですから、たまにこーゆー風なあたらしいマンションがあると、エライとおもったりします。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ポールさんが番組で八ヶ岳の庭を作りながら、どこでも庭を作る時の資材は、その土地の近くにある石や土や木を使った方が馴染むから一番いい、好きだからと言ってコッツウォルズあたりのレンガや石を持って来てもいかがなものか・・・と言われていたのを思い出しました。
逆瀬川の護岸は、子供がこの上にある学校に通っていたのでよく送り迎えさせられて、なつかしいです。
とても雰囲気のいい川沿いですよね。
古い家はだんだん取り壊されて、新しい情緒のない家に取って代わりますが、なんだか残念ですね。
写真のような環境に配慮した建物が増えるといいですね。
投稿: みー | 2005年11月16日 (水曜日) 13時03分
ポールさんならそうおっしゃるでしょうね。
ちなみに、川石は知らないけど、造園材料としての板石は、御影といっても六甲山の石じゃなくて、ほぼすべて中国産でございます。運んできても加工賃が圧倒的に安いんですね。
投稿: よ | 2005年11月16日 (水曜日) 22時36分
ほぉ~!
石も木も(肉も?^^;)国産より外国産の方がお安いのですね~。
にゃ~るほど!
投稿: みー | 2005年11月17日 (木曜日) 14時44分
そういえばガーデンフィールズの廃墟もこの手の石で作ってますね。
>石も木も(肉も?^^;)国産より外国産の方がお安いのですね~。
17日の記事のでっかい板石などはあれだけ重たくても船で運んで来ても安いのですが、木は材木はもちろん安いだろうけど、生きてる木は、多分輸入してないんじゃないかな。
高くつくし、検疫とか面倒だし。
ただし、「幸福の木」とかあの手のものは、ぶつ切りの材木として輸入して挿して吹かせると聞いたことがありますけど、、。
投稿: よ | 2005年11月18日 (金曜日) 19時10分