行程

なんとひと月以上かかりましたが、イギリスの記事は一応これにて打ち止め。
便宜上、目次がわりの行程表(かなり記憶が怪しいけどだいたいこんなもの)を付けときます。

6月27日 ヒースロー着。オックスフォード泊。
6月28日  ブルックコテージ ヒドコートマナー チッピングカムデン 。アッパースローター泊( ローズオブザマナー )。
6月29日  スードリー城 バーナーズグリーンハウス 。チェルトナム泊。
6月30日  ホッジーズバーン バーンズリーハウス 。ウォーミンスター泊(スタフォードミード)。
7月1日  ストーンヘンジ モティスフォントアビー 、ソールズベリ。ウォーミンスター泊(スタフォードミード)。
7月2日 ウエストディーン、デンマンズ、 ヒリアーガーデンズ 。チチェスター泊。
7月3日 ウイズリー。 ロンドン 泊。
7月4日 ヒースロー発。

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ウエストディーン

ウエストディーンの庭に関しましては、7年前に、「温室と畑すげー」と思ったのですが、やっぱりあらためて「すげー」なのでございます。
そのときに書いたものにダブる写真などもありますが、この間のネット環境の変化を反映して、より大量の写真を使ってご紹介。

060702saiennirigichi菜園といいましても、このようなゲートがある塀に囲まれて、菜園、果樹園、温室群が広がっております。

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060702saienn4畑の中のパーゴラは西洋ナシ。

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060702saiennmizubaこの水汲み場は今はそれほど使われていない様子で、昔の道具のディスプレーとゆー感じ。

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060702onnsitu1つづいて温室本体とその中身。
屋根も床も仕組みがそれぞれユニークに出来ているみたいです。
ずらずら〜とごらんください。

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060702onnsitu3この1角では甘い匂いがただよっています。
夏しか知らないわたくしは見たことないですが、春先には、温室内で花盛りの果樹とゆー光景を見ることが出来る模様。(ここで研修した人のページ)

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060702onnsitu8写真8枚とゆーのはかなり控えめなご紹介です。
現地では、「これでもかー」とつぎつぎに立ち現れる温室にショックを受ける可能性があります。わたくしは7年前、「大英帝国あなどるべからず」とおもわずつぶやいてしまいました、、。

060702pagora1ウエストディーンの庭を紹介するときに、菜園だけとゆーのはホントは片手落ちと言われても仕方がないですが、前回は温室を出たあとは気の抜けたような感じで、他の部分はほとんど憶えていませんでした。
このロマンチックな大パーゴラもけっこう評判です。

060702pagora2絡んだり、脇に植えられたりしている植物がこまかく何と何で、とかゆーことはちょっと見てませんが(フダがあっても暑すぎて気力なし)、いい感じであると思います。

060702jigitarisu個人的にはこーゆー風景が好み。

060702kadanあと、写真ではぱっとしないけど、一段高い生け垣の前のワイルドメドウなボーダーの前の芝生の中に切り取られた整形の花壇、とゆーのがなんだか渋くて気に入りました。

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スタフォードミード

STURFORD MEADとゆーB&Bです。
奥さん管理の庭がなかなかです。

ご紹介はまず居住動物から、、。

060701bbanimals22羽います。
夜には木の上に登ってものすごい声で鳴き交わします。

060701bbanimals1血縁のある3頭がいます。赤い首輪は年長のマチルダ。

060701bbanimals3交通事故のせいでとてもユニークな歩き方をするコです。
声をかけましたが完全に無視され、1メートル進むたびに1度右に倒れながら目の前を通り過ぎました。

060701bb1進入路のシャクナゲ。

060701bb2池とセイヨウバクチノキ?

060701bb3湿っけた部分のプリムラとか。

060701bb4おなじくプリムラ、グンネラ、アスチルベとか。

060701bb5広い芝生に面したボーダー。

060701bb6反対側。

060701bb7ライムウォーク。
そこそこ大きな規模の庭には、お約束のようにあります。

060701bb8敷地の終わりと隣の羊。

つづいてちょっと見慣れぬ木2つ。

060701bbshokubutu1葉っぱといい、ぶらさがっているマメといい、ハナスオウのように思えるけど大きすぎ?
帰ってから調べるとヨーロッパのハナスオウは10メートルくらいになるようです。

060701bbshokubutu2シダレブナ、、のようです。

つぎは日本の木を植え足しているらしき様子。

060701bbnipponn1イチョウは、イギリスでもたまに植えられていました。

060701bbnipponn2シャラノキはまだ植えたばかりのようす。

060701bbnipponn3ローマ字書きの園芸品種名は憶えてませんがスギです。

ちょっと赤い花が絡む生け垣の様子がいい感じでした。

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最後に、壁に囲われた方のボーダーです。

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ヒリアーガーデンズ

長く呼ぶと、Sir Harold Hillier Gardensというようです。ヒリアーと読むのが正解かは分かりません。
冬の庭がよいらしいですが、カンカン照りでした。
現在、庭でアート、とゆーイベント中の模様。

060701hillier1このようなものがそこかしこに設置されております。
これは植物ですね。
その他、羊、蝶、靴などいろいろ。

060701hillier2これは日時計?

060701hillier3これは、なんだか分かりません、、。

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モティスフォントアビー

060701mothisufonto3ずーっとイケイケ、、。

060701mothisufonto2と見せかけて、じつは庭と牧草地の間には仕切りがある、とゆー、イギリス式庭園名物なハーハーです。

060701mothisufonto1でかいプラタナス。

グラハムトーマスさんデザインとゆー有名なバラ園の写真が1枚もないのは、あまりにも暑かったから、、。「バラはもう終わり」状態でした。

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ストーンヘンジ

060701sutonnhennge1いわずとしれた世界遺産。
ぐるっと歩ける道は決まっていて、巨石に手を触れることはできません。

060701sutonnhennge2通路を示す仮設用資材がなかなかよく出来ています。

060701sutonnhennge3ちょっとアップ。

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ホッジーズバーン

060630hodgesbarn1ここもかなり評判の個人庭ですが、金曜日の午後なら公開してるとゆーとても古い情報のもとイギリス到着後に入手したイエローブックでは、とっても公開日が少なくなっておりました。
だめもとで訪ねてお願いしたら、それじゃ少しだけね、と見せていただいたのですが、みなさま真似しちゃいけません。

060630hodgesbarn2全体にとてもきれいにメンテされていますので、このプール脇の目地から生えてるのはワザとでございましょう。

060630hodgesbarn3庭犬です。
こんな芝生で走れるなんて、人間から見てもうらやましい生活環境ですね。
ちなみに集合住宅であるわたくしのウチでは、犬飼いたいイヌかいたい、の合唱を1年ばかり、うーん、とやりすごして来ましたが、最近、うーんうん、と微妙にやり過ごしがたくなってきております。

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バーンズリーハウス

060630barnsley1ローズマリーさんが亡くなってから一般公開してないんだよなぁ、とゆー事前調査不足なあいまいな認識で門前をいったん通りすぎ、食事すれば庭も見せてもらえる、とゆーガイドブックの情報にもとづき引き返しました。

ホテル兼レストランとして営業中。
ホテルの部屋の値段表にはなかなかいいお値段が並んでいますが、客室棟を2棟建て増してる最中なので、もう少しリーズナブルなお部屋もできるかもしれません。

060630barnsley2jpg
ということで、3度目のキングサリとアリウムの花がら乃至タネの景色。
もうちっと違う季節にも来たいものですが、、。(秋でもいい。)
ホテルになってからの庭はすこし以前よりも、、とゆー声が聞かれますが、わたくしとしては、そんな気もするけれども、なにせ7年前の記憶しかないのではっきりどうとは申せません。

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菜園とカカシは健在です。
やっぱりすばらしいと思います。

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スードリー城

060630sudeley1スードリー城の庭です。
ずいぶん由緒ある城館のようですが、共和制の時代にぶっ壊されて200年間荒れていたらしいです。
それを直して住んでいる個人庭ですが、いろいろアトラクション付きで公開されています。
美しいのは廃墟な庭園の部分。

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もと馬小屋だか倉庫だかだったところ。

060630sudeley3このノットはかなり新しいですね。
ヘッジの向こうになにか風船が動いていて、えんえんキャーキャー言っています。

060630sudeley4なにかはよく分かりません。

060630sudeley5よくわかりませんが何かアートなイベントみたいです。
最中、準備中、お片付け中のいずれか^^;のようでした。

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アッパースローターのお館

アッパースローター村とロワースローター村あわせてスローターズとゆー観光名所があります。
観光資源は田舎の景観でございます。
わたくしたまたまヴォネガットの『スローターハウス5』が『屠殺場5号』より改題であるとゆーことで、スローターとゆー言葉を知っていたので、「上の屠殺村」と「「下の屠殺村」とゆー意味なのであろうなーと思っておりましたが、わたくしのように英語が貧弱でない方に確認をお願いしたところ、ウエブ上に、「ローアー・スローターという村名は、湿地"slough"(スラウ)を表すオールドイングリッシュ、または"slothre"(ぬかるんだ場所を表すオールドイングリッシュ)に由来する」とするサイトと、「自然物が旅の道しるべだった時代のsloeの木から来ている可能性がある」とするサイトが存在すること教えていただきました。
どちらにせよ屠殺人だらけの村だったわけではないようです^^;
(ちなみにsloeの木は、Prunus spinosaのようですが、いまとなっては戻ってそれらしきものが生えているかを確かめるのは不可能、、。沼沢地であるのは確かです。)

060629lordsofmanor1アッパースローターのマナーナウスはホテルとして営業しており、とっても日本人に人気がある模様。
わたくしここの夕食の席で、座ったまま爆睡してしまいました。
周囲の方にはウケていたらしいですが、ひょっとして現地に方の抱く日本人のイメージに、なにか付け加えてしまったかもしれません。

060629lordsofmanor2だれか他の方々のハイティーの跡。
夏の夕方の庭のお茶はとても気持ちよいものと思われます。

060629lordsofmanor3こーゆーとこでは早朝の散歩がいいです。
お館の庭、けっこう広いです。

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早朝の雑草がきれいなのは日本とあまりかわりありません。
関西ではあんまり見ることはない黄色いリシマキアみたいなのとかもありますが、アザミとかキンポウゲとかなんとなくみなれた草も生えております。

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これは植えているのか、、。
オニユリ系?

以下追記。
ご指摘あって、Lilium martagonであろうことが判明しました^^;
マルタゴンリリー、あるいは、トルコ人の帽子ユリと呼ばれているようです。
「原産地は西アジアからヨーロッパ。ブリテン島に帰化」と書いているところもあるので、勝手に生えているのかもしれないけど、T&Mのオンラインショップでは3球£13.99で売ってたりもするので、ちょっと植えたら雑草化した風景なのかも。それにしてはちょっと球根高い気もするけど、、、ということで、やっぱりよく分からないのでした。

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